製品の海外展開を考えるのであれば・・・?

スライドタイプのブリスターは、
台紙を容器に差し込めば、簡単にパッケージが成立するので、誰にでも簡単に扱える
包装形態と言えます。

ただ、この点が、難点になってしまう場合があります。

それは、中味が抜かれ易いこと。
海外で製品を展開したい場合、これが最大のネックとなります。

 

どういうことかというと、日本では

中身だけが抜き取られることをあまり意識していない のが実状のようです。
それに、盗られることを前提にするならば、『包装されたパッケージごと』
という考えがあるみたいです。

 

この根底には、恐らく

 『お客様は皆いい人で、中身だけを抜き盗る人なんていない。』

という、性善説 に基づくような環境思想が背景にあるからだと思われます。

 

なので、
メーカー側にせよ、販売店側にせよ、パッケージに対する “改ざん防止性能” への
要求は、それほど起きていないようです。

でも、海外では少し様相が異なります。

パッケージごとにせよ、中身だけにせよ、『盗られるかもしれない』という
前提の認識があるようです。

これは、海外に商品展開されているユーザーさんからお聞きしたのですが、
盗られやすいパッケージを採用しているメーカー側の資質が問われるとのこと。

また、

盗られやすい包装形態は、それを販売するお店から敬遠されると言われていました。
中身の商品自体の安心・安全を確保することもさることながら、
お客様の手元に届くまで、それを販売してくれるお店側へも安心・安全を提供する
ということがポイントになりますよね。

溶着タイプのブリスターでは、台紙とブリスターを溶着した形態をしているので、
中身だけを抜き取るということは不可能です。

ですので、改ざんされにくいという利点をもっています。

商品の海外展開を計画されている場合には、こういったことも配慮された方がいいですね。

 

 

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2016/09/07