【産業用インクジェットプリンター】ボトルの底打ちに便利なグリップコンベア。選び方には気をつけてね。

こんちは、

大阪・柏原市で
“時短化設計” な発想で、マーキング作業に携わられてる生産・製造現場への
最高最善な仕組みをワンオフ(テーラーメード)で手掛けていますっ。

こんちは、ケタローです! (*^-^)ニコ

今日もありがとう、感謝です。

ごめんなさい! m(__)m  ちょっと、ご無沙汰してました。 (* ^,_っ^)ゞ

ちょっと、さぼってる おいてる隙にもう、12月やね。 早いね。(汗)

 

さて、
ちょい、気を取り直して。 今日は、グリップコンベアの話でも。

アメブロの方にも書いてるのだけど、リライトってことで。(* ^,_っ^)ゞ
(少し、重複するかもだけど。 (^_^;))

 

グリップコンベアって、ご存知ですかね?
抱き込みコンベアと言う人もいるようだけど・・・。

要は、ベルトで挟んでモノを運ぶコンベアのこと。

ごくごく一般的なコンベアが、ベルトの上にものを置いて運ぶのに対して
対面して配置したベルトの間に、モノを挟んで(グリップして)、運ぶ。

で、
どういう場合に使われるか?

 

っていうと、

商品の底面にインクジェット等で印字を行いたいとか、
ある搬送ラインで、コンベアAからBの間の乗り継ぎが不安定になる場合の
橋渡し用途で使ったりとか・・・

そういう場合に使われてる。

グリップコンベア 乗り継ぎ用途

あとは、
平ベルト式のコンベアで、ガイドを使ってサポートしたとしても、
自立しずらい商品の場合なんかにも最適だね。

 

グリップコンベアがどんな形をしてるか? っていうとね、
以前うちでつくったなんだけど、こんな感じ。↓

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ベルトと、ベルトの間にモノを挟んで、モノを運ぶ。
アルミプロファイル仕様です。

 

挟んでモノを運ぶから、2本のベルトを等速(同じスピード)で走らせる必要があるんだよ。

価格を抑えるために、インダクションモーター(汎用モーター)で、
っていう手もあるんだけど、2個並べて使う際には、同期性が・・・うすい。 (‘・c_・` ;)

スピードの調整がかなり難しいんだよ。

じゃぁ、なんで、同期がとれないとダメか? っていうとね、

例えば、円筒形のワークをグリップした場合、ワークが回転してしまうんだ。

・・・ちょうど、竹とんぼを思い出してほしい。

 

まぁ、オーバーなたとえなんだけど、スピードが揃わないとワークが回ってしまうんだよね。
ってことは、インクジェットで印字した際に、文字が整わないってこと。

グリップコンベアの用途は、瓶のような円筒形のモノの底面に印字するっていう場合が多いんで
ワークが回ってしまうっていうことになると、致命的だよね。

 

なので、

うちの場合は調整がしやすいようにブラシレスDCモーターを採用してます。
(1ドライブ(駆動)でできるものも、一応、開発段階にあります。(*^-^)ニコ )

ブラシレスの場合は、インダクションと違って同期をとりやすいし、
トルクが一定するから、走行も安定するんだ。

しかも! モーターの効率がよくって、ECO! (^^ゞ

 

 

そうそう、後はね、
グリップコンベアを選ぶ際に、注意してもらいたい点があるんだよ。

これは、ものすごく重要なコト・・・。

 

それはね、ベルトの裏側の構造。

 

画像を見て頂いてわかると思うんだけど、グリップコンベアの構造って、
ベルトを立てて使うんだ

ベルトには、常に下向の力がかかってる・・よね? つまり、重力。
で、つまり、常に、下に落ちようとする力が働いてるわけ。

でもそれは、テンションによって支えられてるんだけど・・・・

問題は、ベルトの走行中なんだよね。

 

ベルトって、常に一定の『位置』で、走行しているわけじゃない。

少なからず、常に、蛇行しながら走行してる

走行に対する安定したポイントに向かうように “揺らぎながら” 進行してるんだ。

安定した方向に、復元を繰り返しながら走行してるともいえる。

 

ワークをつかんだ瞬間に、ベルトには負荷がかかる。

この時、ベルトの揺らぎ(蛇行)の巾が、キャパ内に収まっていれば問題はないのだけど、
それ以上の負荷がかかってしまうとベルトが落下する(プーリーから外れる)
ことになるんだ。

ただでさえ、重力で落ちようとしてるんだから、その力もプラスされる・・よね?

 

復元しようとしても、しきれない・・・ ベルトの落下。 Ω\ζ゜)チーン…

 

では、それをどうやって防ぐか?

そこが重要なポイントになってくるんだよね。

 

そのためには、ベルトの裏側の構造が重要になるんだ。

 

うちでグリップコンベアをつくる場合には、必ず裏桟をつけている。

グリップコンベア用ベルト構造

2016-11-18-11-54-34

↑ 白いラインが中桟(センターコードともいう。)。

 

そりゃ、裏桟をつけない方が当然、製作コストは安いよ。 

ベルトそのもののコストも安いし、プーリーに溝をつける加工もいらないし、
フレームの構造だって、桟のための溝がいらないからプレーンな構造で済む。

要は、絶対的に、製作コストが抑えられる。 だから、売価が安くできる。

 

でもね・・・。

言い方が悪いかもしれないけど、ユーザーの現場では、何をどう流すかって、
見えないんだよね。 (‘・c_・` ;)

自動機の場合は、全部決まった上での設計になるから、ほぼ間違いはないのだけど、
作業者が投入する場合は、ちょっと厄介・・・。

概ね、なんでも流せると思ってる。 (汗)

例えば、搬送重量500gまで!

 

って、唄ったところで、それが守られるか、わからない。 (^_^;)

 

グリップコンベアの機長の中で、500gを一個流すのか? それとも、
3つ入る可能性があるのか・・・ で、まったく状況が変わってくるんだよ。

(機長の中で、3つっていうと、3x500gで、1.5kgだからね。(^_^;))

 

だとするなら、初めからそういうことを想定して、安全パイで製作してる方が
よいかなぁって。

それが、うちの理屈。

 

けどね。

他のメーカーでは、そういうコトを加味してないところもあるんだよね。

どちらがいい悪いじゃなく、それは、創り手のスタンスの問題だから、
買う側は、その想いに共感する側を選択すればいいと思う。

コストを優先するのであれば、そっち側を選んだらいいわけだしね。 (^^ゞ

 

まぁ、何をどう流すか?
によって、十分に確認、吟味して選ばれたらよし。(*^-^)ニコ

 

ただ・・・

くれぐれも、自分たちの用途や使い勝手を無視して、価格面だけで選ぶのは、
注意した方がよいよね。

 

 

******

ビビっときたら、

電話: 072-971-1505 お気軽に~。(^^ゞ

マーキングコトはじめ こと ダイセイテッコウ まで。

image25111111

電話はちょっと・・・ って方は、こちらからどうぞ。

⇒ お問合せフォーム。

 

———————-
マーキング・コトはじめ Powered By ダイセイテッコウ
———————-

『時短設計』の視点で、印字作業を最適化する装置を
“テーラー” メード で製作しています。 (^^ゞ
有限会社 大青鉄工 <ダイセイテッコウ>
┣ ⇒ http://www.daisei-ironworks.co.jp/index.html

┣時短化設計研究所
┃ ⇒ http://www.daisei-ironworks.co.jp/zitanka-sekkei/

┣ブリスターパック・ラボ
┃ ⇒ http://www.daisei-ironworks.co.jp/blister-pack_labo/

┗マーキング・コトはじめ
⇒ http://www.daisei-ironworks.co.jp/marking-koto-hazime/

このエントリーをはてなブックマークに追加

※※※※ 目次です。※※※※

ここの住人。

けたろー
けたろー時短設計®士
ニックネーム: けたろー 
1971年1月 大阪生まれ。

ご縁を頂いて、
産業用インクジェット向けの周辺機器を手掛けるようになりました。

携わってみてわかってきたのですが、どうやら周辺機器はあまり気になされない様子・・・。正直なところ、インクジェットなど印字装置の性能って各社でそれほど差はありません。 
実は、ほんとに大事なことは、印字装置そのものよりも周辺機器なんです。賞味期限とか、消費期限とか、近頃は暗黙で、印字がほぼ義務化されつつありますよね。携わってる現場からすれば印字作業って毎日のことなので、なるべくなら、作業してる人々の負荷が減らせるようになればいいなって、思ってます。

あなたの現場が、最高最善にハッピーになれますように。 (*^-^)