ある『商品』を考えた時、そこには〝2つ〟の目線があると思うんです。
こんにちは。 けたろーです。 とある勉強会で東京に行ってました。 イルミネーションが綺麗でしたよ。
さて、主題の件….
2つの視点。
ボクが思う、その目線とは…

まず、1つは、商品をどのように売るか? という『外』に対しての視点。 そして、もう一つが、商品をどのように作り続けていくか? という『内』に対する視点です。
外と内。
外側と内側。
どちらも大切なこと…だと思うんですけど、概ね、「外」に対しての目線=意識の方が大きいのだと思います。 もっとも、ボクはものづくりを生業としているので、「外向き」の方が強いなという印象を受けやすいのかもしれませんが。
商品を如何に売るのか?
確かに、売れなければ利益を産まないので死活問題になります。 でも、〝売れた〟の一方で、商品としての品質が継続的に担保できなければ、商品としての信用、強いてはそれを販売している会社としての信頼・信用が損なわれてしまいます。
概ね…
で、これはあくまで私見なのですが…
経営サイドでの目線は、如何に売るか? ばかりで、生産する側の目線や、それに対する考えは浅いなと思えてならないのです。
売ることばかりに躍起になってしまうと、生産する側へはプレッシャーが生まれる結果につながり、労力が圧迫され、生産数を確保するための最終手段として、強いては、生産上の改ざんが生まれてしまう… という最悪の結果があるのかなと。
大切なのは。
大切なのは、バランスですよね。

外に対してと、うちに対するバランス。
売ることも大事だけど、その一方で如何に安定して生産していくか? ということも大事だと思うのです。
ボク自身、勉強のためにマーケティング系のセミナーにちょくちょく参加するのですけど、当たり前なのだけど、そこでは如何に売るか? ということが中心になってきます。
加えて、そういったセミナーでは、生産する側の立場や視点に関してはノータッチだし、生産設備に関することなんて論外。 そもそも、マーケティングの講師の立場は売ることが専業なので、作り方に対する目線や知識はないわけです。
一方的に売るためのノウハウを言うわけです。 まぁ、当然と言えば当然なのですけども… (^_^;)
けど、思うのが、
如何に売る… ことを考えつつ、如何に、安定して作るか?
という2つの視点の重要性です。
つまり、売ることを考えつつ、作ることも考えると言うこと。
一人で全てを把握して、それが実現できるのであれば、それが理想なのだと思えるし、社内に工場長や生産を把握する担当がいるなら、その担当とともに両輪で進めていくのがベターですよね。
で、もし、そういった人がいないのであれば… ボクらのような機械設備を知ってる人にアウトソースするのもありなのかなって思います。
ともあれ、片輪だけではしっくりこなくなるので、注意して欲しいです。
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