大青鉄工では、オーダーメイド機械(ワンオフ)の設計・製作を中心に、生産現場の改善に取り組んでいます。
ボクたちのスタンス。
ワンオフの機械づくりは、決まった製品を選んで購入していただくこととは少し違います。
現場の状況や製品の特性、作業方法などを確認しながら、お客様やパートナー企業様と一緒に、必要な仕組みを考えていく仕事です。 だからこそ、お取引を始める前に、お互いの考え方や進め方を知っておくことが大切だと思っています。
このページでは、大青鉄工がお取引に際して大切にしていることや、設計・製作の進め方、費用に関する基本的な条件をご説明します。
お取引の流れ

装置だけでなく、現場の運用や使いやすさも含めて考え、安心して導入いただける設備づくりを大切にしています。
大青鉄工では、ご相談から設計・製作、納品・据付まで、各工程でお客様と内容を確認しながら進めています。 機械を完成させることだけでなく、導入後の現場で無理なく使い続けられることも大切にしています。
私たちが大切にしている関係性について
大青鉄工では、お互いが納得しながら進められる関係を大切にしています。 機械の設計・製作に対する考え方だけでなく、お客様や協力会社様との関わり方についても、別のページでお話ししています。
まずは、現在抱えておられる課題や、改善したい内容をお聞きします。
機械の仕様が決まっている必要はありません。現場で何が起きているのか、どんな状態にしたいのかを共有いただくところから始めます。
打ち合わせは、ご来社、オンライン(Zoom等)、メール、現地確認など、状況に応じて対応しています。
※ 現地打ち合わせは、地域や内容によって実費をいただく場合があります。
打ち合わせでお聞きした内容をもとに、現場の課題や設備に求められる条件を整理し、対応の方向性を検討します。 そのうえで、設備の概略構成やお見積もりをご案内します。
ただし、具体的な機構の検討や技術的な検証、構想設計などが必要になる場合には、別途、技術検討費としてお見積もりします。 初期のご相談と、具体的な設計業務は区別して進めています。
図面・構想図の取り扱いについて
大青鉄工では、構想図やアイデア図面を、単なる紙や資料とは考えていません。
そこには、検討に費やした時間や試行錯誤、これまでの経験から得たノウハウが詰まっています。 つまり、図面やアイデアは、技術的な価値を持つ大切な成果物なのです。 そのため、本契約前の図面提出や利用については、あらかじめ条件を確認させていただいています。
ご発注は、メール、FAX、書面など、内容が記録に残る方法でお願いしています。
電話による口頭発注は、後から認識違いが生じることを防ぐため、お受けしておりません。
ご発注内容や契約条件を双方で確認したうえで、契約を取り交わします。 また、開発規模や契約条件にもよりますが、通常は着手金として契約金額の30%をお願いしています。
正式な設計・製作業務は、原則として着手金のご入金を確認した後に開始します。
契約成立後、正式に設計業務へ着手します。
設備の構成や機構、制御方法などを具体化し、現場での運用も踏まえて設計を進めます。 なお、納期条件によっては、設計と並行して部材を先行手配する場合があります。
設計内容をお客様に確認いただき、正式な承認をいただきます。
この段階で、設備の仕様や構成について双方の認識を揃え、製作へ進みます。
承認いただいた図面をもとに、機械の製作・組立・調整を進めます。
完成した設備について、当社にて動作や外観をご確認いただきます。
出荷前の立ち会い確認は、原則として必須条件とさせていただいています。 実際に設備の動きを見ていただき、仕様や動作について双方で確認したうえで、出荷へ進めます。
検収に関する考え方
検収は、単に完成した機械を確認するだけの作業ではありません。
お客様が期待されていることと、実際に製作した設備の仕様や動作について、認識を揃える大切な工程だと考えています。 出荷前の立ち会い検収をお願いしている理由や、過去の経験から生まれた考え方については、別ページで詳しくお話ししています。
出荷前の確認を終えた設備を搬入し、必要に応じて現地での据付・調整を行います。
現地での動作確認を経て、あらかじめ取り決めた検収条件に基づき、納品を完了します。
構想図・設計図の取り扱いについて
大青鉄工では、初期のご相談やお見積もりの段階で、詳細な構想図や設計図面の無償提出は行っておりません。
見積段階での図面について
設備の方向性を共有するために、簡単な概略図や構成資料を提示する場合はありますが、具体的な機構設計や技術検討を伴う図面については、設計業務として取り扱っています。
構想設計は価値そのものです
構想設計では、機械の構造だけを考えるわけではありません。
製品の供給方法や工程の組み立て方、作業者の動き、安全性、将来の拡張性など、実際の現場で設備を使うことを前提に、さまざまな条件を検討します。
こうした検討は、設備の使いやすさや導入後の成果を左右する、大切な工程です。
過去の経験からの方針
過去には、見積段階で提出した構想図が、他社への相見積もり資料として利用された経験があります。
そのような経験もあり、設計内容やアイデアの取り扱いについては、事前に条件を確認させていただく方針にしています。 これは、お客様との情報共有を制限したいからではありません。
お互いの技術や情報を尊重しながら、安心して検討を進められる関係を大切にしたいと考えているからです。
図面提出をご希望の場合
具体的な構想図や設計図面が必要な場合は、技術検討・構想設計として有償で対応しています。
なお、設備の製作を前提としない、構想設計のみのご相談も可能です。
「まずは実現できるかどうかを検討したい」「装置製作はまだ決まっていない」という段階でも、検討内容や成果物、費用を事前にご相談したうえで進めることができます。

お支払いについて
通常のお支払い条件は、次のとおりです。
- 契約時:30%
- 中間確認時:30%
- 据付完了後:残金
※ 製作規模や契約内容によって異なる場合があります。
お支払い方法
原則として、銀行振込(日本円)でお願いしています。 ※ 振込手数料は、お客様にてご負担をお願いいたします。
新規の手形取引は、でんさいを含め、原則としてお受けしておりません。
その他のお支払い方法をご希望の場合は、事前に条件をご相談ください。
リース対応
リース契約にも対応可能です。ご希望の場合は、事前にご相談ください。
キャンセルについて
契約成立後は、設計業務や部材の手配などが発生するため、原則としてキャンセルはお受けしておりません。
やむを得ずキャンセルとなる場合は、契約内容やその時点までの進捗状況、発生した費用などを踏まえ、契約条件に基づいて精算させていただきます。
キャンセル時の取り扱いについては、ご契約前に確認いただけるようにしています。
納品・据付について
運送費・据付費は、原則として別途となります。
現地での据付や調整が必要な場合には、作業内容や場所によって、宿泊費・移動費などが発生する場合があります。 費用については、事前にお見積もりや条件の確認を行います。
海外対応について
大青鉄工では、海外向け設備への対応実績があります。
これまでの対応実績は、タイ、台湾、インドネシアです。
ただし、輸出手続きや輸送手配については、原則としてお客様にてご対応いただいています。 現地での据付・調整が必要な場合には、渡航費、滞在費、日当などが別途発生します。
具体的な対応範囲については、案件ごとにご相談ください。
医療・薬事関連対応
医療・薬事業界向けの設備にも対応しています。
バリデーション対応が必要な場合には、内容に応じて別途費用をお見積もりします。
サンプル品の取り扱い
設備の検討や評価に必要なサンプル品については、無償での貸与をお願いしています。 お預かりしたサンプル品や技術情報の取り扱いについては、必要に応じて秘密保持契約(NDA)にも対応しています。
製作著作・知的財産について
大青鉄工が作成する装置設計図面や技術資料、独自の設計ノウハウなどについては、当社の知的財産として取り扱っています。
設計図面や技術情報の利用範囲、製作物に関する権利の取り扱いについては、契約内容に応じて定めています。 また、当社の設計情報やノウハウを保護するため、契約で禁止するリバースエンジニアリングや、許可のない設計情報の転用はお断りしています。
SNS・情報発信について
大青鉄工では、製作風景や装置の紹介などを、WebサイトやSNSで発信しています。 基本的に、機械全景と動作についてが主です。 ただし、お客様の企業名や製品仕様など、機密に関わる情報を無断で公開することはありません。
公開内容について確認が必要な場合は、事前にご相談させていただきます。
SNS活用サポート
ご希望があれば、製作した設備や取り組みをどのように情報発信していくかについて、アドバイスすることも可能です。
私たちが目指すお取引
大青鉄工が大切にしているのは、価格だけを比較する機械づくりではなく、現場で成果につながる仕組みを一緒に考えることです。
機械を納めて終わりではなく、その後も現場で無理なく使い続けられること。そして、必要なときに改善について相談していただける関係を目指しています。
このようなお客様とお付き合いしたいと考えています
ワンオフの機械づくりでは、お客様と設計・製作側が情報を共有しながら進めることが欠かせません。 そのため、次のようなお考えをお持ちのお客様とは、特に良い関係を築けると感じています。
課題を一緒に整理していきたいと考えている方
現場改善は、最初から答えが明確になっているものばかりではありません。
「何が本当の課題なのか」「どこから手をつけるべきなのか」
そうしたことを一緒に考えながら、現場に合った方法を探していきたいと思っています。
価格だけでなく成果を重視される方
装置は、導入すること自体が目的ではありません。 実際の現場で使われ続け、作業負担の軽減や品質の安定、生産性の改善などにつながってこそ、導入する意味があると考えています。
そのため、導入時の価格だけでなく、長期的な運用や改善効果も含めて検討されるお客様とは、考え方が合いやすいと感じています。
情報共有や対話を大切にしてくださる方
ワンオフ設計では、現場の状況や運用ルール、製品の特性、将来の構想など、さまざまな情報が設計品質に関わってきます。
こちらからも必要なことを確認しながら進めますので、現場の状況を率直に共有していただけると、より良い方法を考えやすくなります。
技術や設計思想を尊重していただける方
機械の価値は、図面や部品だけで決まるものではありません。
なぜ、その構成にしたのか。 なぜ、その動きを採用したのか。
そこには、これまでの経験や試行錯誤から生まれた考え方があります。 そうした技術的な背景も含めて、お互いに尊重し合える関係を大切にしたいと思っています。
長期的な関係を築きたいと考えている方
機械は、納品した日から現場での運用が始まります。
使い続けるなかで改善したい部分が見つかったり、生産条件が変わったりすることもありますよね。 そうしたときにも、設備の改善や運用について相談していただける関係を築いていきたいと考えています。
少しだけ正直なお話をします。
すべてのお客様と、同じ形でお付き合いできるわけではありません。
例えば、価格だけを最優先に比較される場合や、設計アイデアだけを無償で求められる場合、必要な情報共有が難しい場合などは、当社の進め方と合わないこともあります。
そのような場合には、無理にお取引を進めるのではなく、別の方法をご検討いただくことも、ひとつの選択肢だと考えています。
これは、お客様を選別したいという話ではありません。
お互いに納得できないまま進めてしまうと、結果として現場で使いにくい設備になったり、期待していた成果につながらなかったりすることがあるからです。
本気で現場改善に向き合う方と
大青鉄工は、単に「装置をつくる会社」というよりも、「現場を良くする仕組みを一緒に考える会社」でありたいと思っています。 機械化や自動化が最適な方法とは限りません。
作業の順番を変えるだけで改善できることもあれば、既存設備を活かす方がよい場合もあります。 だからこそ、最初から方法を決めつけず、現場の状況に合った進め方を一緒に考えていきたいんです。
そのような関係を、長く続けていければ嬉しく思います。
まずは、条件のすり合わせからでも大丈夫です
大青鉄工は、いきなり「見積ください」ではなく、現場の状況や条件を整理しながら進めるスタイルです。
「この段階で相談していいのかな?」
という状態でも構いません。まずは、前提条件のすり合わせから一緒に整理します。
こんな方からのご相談が多いです。
- 課題はあるが、どこから整理すればよいか分からない
- 装置化や自動化の可能性だけ知りたい
- 既存設備の改善余地を検討したい
- 構想設計だけ相談したい
- 導入はまだ先だが方向性を考えたい
安心してご相談いただくために。
- 初回相談はオンライン対応も可能です
- 秘密保持契約(NDA)にも対応しています
- 無理な営業や契約前提の提案は行いません
