大青鉄工では、空調機・給湯器向けの銅管へのバーリング加工を、自社開発の専用装置で対応しています。創業期から約30年にわたって取り組んできた、大青鉄工の得意分野のひとつです。
現在、新規のご依頼については個別にご相談いただく形をとっています。まずはお気軽にご連絡ください。
バーリング加工とは
バーリング加工とは、板金や管などに穴を開けた際に、穴の周囲を立ち上げて厚みを形成する加工方法です。
別名「フランジ加工」とも呼ばれます。

薄い板金にネジを締結する場合、ネジ山が潰れやすくなります。バーリング加工によって穴の周囲に立ち上げを形成することで、ネジ山を深く確保し保持力を高めることができます。
板状の素材へのバーリングは比較的対応しやすいですが、管への加工はテクニックが必要です。大青鉄工では、銅管への高品質なバーリング加工を自社開発装置で実現しています。




なぜ銅管にバーリング加工をするのか?
銅管は主に空調設備の熱交換器で使われます。
ヘッダー(幹になる管)に枝管をロウ付けする工程で、バーリング加工には2つの役割があります。
- ロウ付け作業をしやすくする(位置決めの補助)
- 枝管の根元を補強する(強度の確保)
バーリング加工をしない場合、枝管を管の内側へ差し込む形になり、管内部に突出が生じます。この突出が流体(冷媒・水など)の流れの抵抗となり、機器の性能に影響します。
バーリング加工することで、枝管の根元が補強され、管内部への突出も最小限に抑えられます。
自社開発装置による高品質な仕上がり



海外製の汎用器具では、立ち上がり箇所の厚みが均一になりにくく、また、加工後、管の内側へもバリなどが生じるため、ロウ付けの品質に影響が出るという問題があります。
大青鉄工では、この問題を解決するために専用装置を自社開発しました。立ち上がり箇所の厚みが均一に仕上がるため、ロウ付けの品質が安定します。
管内部の仕上がりもきれいで、長年の実績をもとに品質基準を守った加工を行っています。
対応スペック
| ヘッダー管径 | 最大径 76.2mm(肉厚 2mm) ※最小は、相談に応じます。 |
|---|---|
| バーリング径 | 最大径 66.68mm ※相談に応じます |
| 銅管の長さ | 最長 2m程度 |
| 千鳥配置 | 対応できます |
- 3列バーリング:対応できます(ヘッダー管 76.2・66.68の場合)
- 材質:銅管・アルミ管(要相談)
- 素材は材料支給での対応を基本とし、銅管素材はHタイプを基本にしています。詳細はご相談ください。
対応用途・実績
- 空調機向け(熱交換器用ヘッダー管)※ 現在メインで対応しています。
- 給湯器向け
- 船舶用途(不定期)
空調機メーカー向けへの対応を現在のメインとして、長年にわたって継続的に対応しています。
現在の対応状況
現在、新規のご依頼については個別にご相談いただく形をとっています。
対応にあたっての条件は以下の通りです。
- 材料はお客様からのご支給をお願いしています
- こちらからの加工前の材料のお引き取り、および加工後の納品先へのお持ち込みは行っていません
- 加工前後の輸送はお客様にてご手配ください
材質については、Hタイプによるものとします。数量・仕様・納期などをご共有いただければ、対応可否を含めてご回答します。
まずは、現場の状況をお聞かせください。
※ 無理な営業や契約を前提としたご案内は行っていません。
