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改めて、うちが得意としてることをお伝えします。

ワンオフだの、機械創りが得意だのって書いてきたのだけど、読み返してる少々具体性にかけるなと。。 わかる人にはわかるんだろうけど、機械に対して初心者な方には全く理解しにくいのかなって… 反省してます。


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さて、冒頭の件について、改めて、うちが得意としてることをまとめてみたいと思います。

最も得意なことは?

もっとも得意なことは『ブリスター包装機』の設計・製作です。 ブリスター包装とのかかわりは、親父が独立する前から。 なので、かれこれ50年くらいになります。 

ブリスター包装とは、透明の容器と厚紙台紙を用いた包装形態のことで、うちがやってるのは容器と台紙とを熱溶着して封かんするタイプのブリスター包装です。 透明容器を使うので中身が見えるというのが最大の特徴です。 また、比較的安価であることから色んな用途で使われていて、メジャーなところで言えば、歯ブラシとかトイレの洗浄剤などの日用品、カッターナイフや文具などの事務用品の分野で広く採用されています。 

トラック搬送型ブリスター包装機 (歯ブラシ用途)

詳しくはこちらから見て頂けるとありがたいです。 ちなみに、うちが手掛けてるブリスター包装機は、ブリスター包装業界の主流とは異なっていて、自動化を考慮した設計になってます。 (業界一般的には、人海戦術な考え方が主流です) また、ブリスター包装時に点字を組み込む取り組みもしています。

ブリスター包装で培った包装関連での〝自動供給〟技術を活用して、インクジェットやレーザーを使った印字向けの搬送装置や周辺機器を製作するのも得意としてます。 

ワンオフが得意です。

上記の他に、得意としてることは、『ワンオフ』での機械製作…。 って書くと、また具体性に欠けてしまうんですけど・・。 (^_^;) 

そもそも、ワンオフって何か? っていうと、これ ↓。(以下、Wikipediaより引用)

ワンオフ(one off)とは、ある目的のために製作されたものを指す。
英語の”one-off”/”one off”に由来する。”one-off”は一度限り行われる事、あるいは一回限り作られる物という意味を表す[1]。 名詞としては一回限りの使い捨て製品(one-off dish, one-off syringe など)の事を指し、日本においては主に「一度限りの製造品」という意味合いで使われる言葉である。

Wikipedia より

機械でいうと、簡単に言えば『専用の特注機』という感じです。 その作業や工程が既製品ではできない場合、それ専用に特別に設計し、製作された機械という意味なことです。 

生産効率の向上、省人・省力化を目指した機体の設計・製作を得意としてます。

うちのワンオフ対応の事例は?

過去のワンオフの事例って言われると、あからさまに言えない諸事情がありまして。。 

ワンオフであるがゆえに、クライエントさんにとっては、彼らの競合他社への手前、『絶対守秘』しときたいというのがあるようで。 なので、動画はむろん、画像でのアップはちょっと難しいんですよね… 

概ね、ご依頼のワンオフ案件は、手作業などでやってきたことへの機械化、自動化。 なので、ボク個人的には、『隠す』のではなくオープンにして、機械化したことで

生産が安定しました! とか、より作業工程が安全になりました! とか、品質が向上しました! とか…

それをアピールポイントとして、SNSなどでもっと有意義に使ってもらいたいなって思うんですけどね。 

隠されると、当然、お客さんが知る由もないので、アピールにはならない。 けど、オープンにすれば、『わっ! すごい!』 となるわけです。 また、お客さんからすれば、あなたの会社の製品(商品)を購入するのと同時に、あなたの会社から〝信用〟や〝信頼〟、〝安心〟という「目に見えないもの」も買っているということでもあるので、その辺りは、きちんと伝えた方がいいのかなって思ったりもします。 

特に、今の時代はSNSの時代でもあるので、昔と違って伝えやすくもなってますよね。

いちお、箇条書きになりますが過去の事例を挙げておきますね。 文章では少しわかりづらいのですけど。。(汗) 気になるのがあったら、お気軽にお問い合わせください。


◆ ACポール爪高さ測定装置

モーター部品であるACポールの爪の高さを測定する装置。 今までは、キャリパと言われる測定工具を用いて、手作業で測定を行っていたのを、自動的に測定できるような装置を開発しました。

◆ 紙袋の底面を形成する装置

角底折りと言われる工程を自動化して、袋の底面を自動形成する装置を開発しました。 クラフト紙での紙袋を創る機械は各種メーカーもあるのですが、サイズがあわず、また生産規模もそれほどいらないということから依頼がありました。

◆ グリップテープ巻き取り装置

テニスラケットなどに使用するグリップテープを巻き取る装置。 1本づつ手動でセットして巻きとる装置と、原反を型抜きした後に、自動的に巻き取るような機構の装置も開発しました。

◆ 鋼板印字用ポジショニング装置

鋼板ロールを平板に伸ばし、シャーリングした後の鋼板表面にロゴや規格の文字を印字を行う際に、鋼板の材質、種類によって印字の位置が異なるため、指定の印字位置へ自動的にスライド移動する装置。 印字位置はホストコンピュータを介して、ポジショニングが制御されます。

◆ クラムシェル向け製品自動装てん・封かん装置

ブリスター包装の一種であるクラムシェルタイプのブリスター容器を自動的に供給し、容器の指定位置へ製品を自動的に装てん、指定の台紙を自動供給して、封かんを行う装置。 ちなみに、容器の表面に指定面が向くように製品の表裏を自動整列する機能を設けました。 ブリスター容器の自動供給~製品自動供給~台紙自動供給~自動封かん という流れでの全自動装置です。(ただし、資材投入はスタッフによります)

◆ 海苔切粉振動除去装置

積層された海苔をカットする際に付着する切粉を振るい落とす装置。 切粉を振るい落としたあと、袋詰めのユニットも設置しました。 ちなみに、海苔をカットする際には、丸鋸刃で材木をカットするような要領でカットされます。 鋸刃でカットするので、それなりに切粉が発生し、製品部分である海苔本体に付着してしまうので、それを軽減させたいという依頼から、開発しました。

◆ ビーズ製品自動計量・充填機能付きブリスター包装機

ビーズ製品を計量し、容器へ自動充填したあと、ブリスター包装する装置。 全自動なブリスター包装機です。 

◆ カード印字用搬送装置

ロット番号など、カードへのインクジェット印字を行うためのカードを自動供給し、搬送する装置。 今まで、ゴム印を使った人手による捺印作業を自動印字できないか? という依頼から開発しました。


他にもありますが、ざっと、こんな感じです。 依頼主の業種・業態がバラバラでして… とりあえず、ご相談頂ければ、何かしらの答えはでるかと。

その他は?

機械物の他には、棚やキャビネットの製作も得意です。 

うちでは、機械用のフレームに〝アルミプロファイル〟というアルミの構造体を使っていて、それが軽くて丈夫で、見た目にもすごくよくって。 それを利用して、オリジナルの棚やキャビネットも作ってます。 スペースに応じて設計するので、市販品にはないフィット感があります。 特に、棚がそう。 

〝この辺りに、これくらいの棚があったらなぁ。。〟 って、思ったことないですか? ニト〇や、イ〇ケ、とか、ホームセンターとか家具屋さんとかに行ってみても、ちょうどいいサイズってなかなかないですよね。

オリジナルでつくれば、その点が解消されて見栄えもいい感じになります。


水槽用のキャビネットも製作してます。 

木製と違って、アルミプロファイル製なので腐らず、丈夫で、耐荷重もばっちりです。 また、鉄製だと錆びる心配があるのですけど、アルミプロファイルならその心配はなく、安心です。


猫を飼ってるのですけど、猫用の何かを作りたくて、キャットウォークを作りました。 また、保護猫の所為なのか、やたらと表に出たがって… ボクらが出かけるときは、一旦部屋に閉じ込めて外出するのですけど、帰ってくるとまぁ、玄関先で待ってる感じ。(汗) 

部屋の引き戸を自分で開けるので、玄関の三和土で待ってるんです。 で、ドアを開けようものなら、隙をみて飛び出し!  ほんとたいへんだったんです。 野放しにしてしまうと、事故にあったり、ダニの害とかその他の病気をもらうリスクもあるんで、飛び出しは何とか防ぎたいなって思って、玄関前にゲート(柵)を創りました。 

これは、すごく重宝してます。 アルミ製なので、爪をたててよじ登ることは不可です。 キャットウォークとゲートは、突っ張り式の構造にしているので壁や天井を傷めることなく設置してます。

逆に、不得手なこと。

得意なことは前述の通りです。 

逆に不得手なことはというと、まず、ワンオフであったとしても装置が巨大になる場合は、不得意です。 そもそも、工場から出せない。(^_^;) 

また、包装関連をやってきた経緯があり、化粧品や文具、雑貨、食品の包装工程といった会社さん向けへの対応が多くて、そういったところでは重量物にあたるようなものがあんまりありません。 なので、鉄の塊のような重量物向けへの対応はちょっと苦手です。 

いわゆるヘビーデューティーと言われるような現場向けや、食品そのものに触れるような〝水もの〟と言われてる工程向けも苦手です。 

基本的には…

お悩み事の話しを十分聴かせてもらった上で、うちで対応できそうなことであれば、喜んでトライ、チャレンジさせて頂きます。 

ただ、ひとつ理解して頂きたいのは、ワンオフというのは『今までなかったものを作る』ということです。 なので、例えば、

あんたらプロやろ? そんなことできて当然ちゃうんか!

などという頭ごなし的な態度をとられると、ちょっと困惑してしまいます(実際に、そういう方もおられました。(涙))。 強要は当然しませんが、少しばかりのリスペクトを頂けると、ものすごくうれしいですし、励みになります。


お問合せは、お気軽に。