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機械・設備を導入したら、やるべきこと。

けたろーです。

先日の雨は、ほんとすごかった。 外が暗くなってきたなと思ったら、雷と風と雨。 バリバリ、ピカピカ! たぶん、近所に落ちたであろう閃光と衝撃。 暑いんで、雨が降ってくれると涼しくなるんでいいんだけど、でも、ほどほどがいいな。w

さて、今日の話題は、機械・設備を導入したら、するべきことについてをお伝えしたいと思います。

最低限度すべきこと。

結論から言うと、

最低限度の工具類は備えておく。

ということです。 

初めて機械を導入される場合に多いのが、工具類が何もないという… (^_^;)  今まで、必要もなかったでしょうから、〝ない〟のは、仕方がないのかもしれません。 

しかしながら、機械を運用していく上では、ちょっとした調整やメンテナンスはつきものなのです。 最近では、ホームセンターで工具セットが簡単に手に入ります。 ネットでも購入できます。 なので、最低限度の工具類を用意するのが、いちおのマナーです。

機械にもよりますが、最低限、下記のような工具があると便利です。

六角レンチセット ドライバー(プラス・マイナス) ペンチ ニッパー ラジオペンチ スパナセット

できれば、電動ドライバーもあれば便利です。

当然のことながら、工具はサイズにみあったものを使うようにしてくださいね。 例えば、ドライバー。 サイズが合わないものを使うと、ボルト(ビス)の頭がなめたりしますんで。 (^_^;)

適切な工具を選択し、適切に使うということも留意してください。 不適切に使うと、当然、怪我や事故の元になります。 また、値段が安いからという判断で工具を買うのもやめた方がいいです。 金額だけで買ってしまうと、工具自体がすぐに潰れてしまったりする可能性もあります。

あと、工具ではないですが、インシュロック(結束バンド)などもあれば便利です。 そうそう、インシュロック(結束バンド)には使用環境に応じて種類があるので、選ぶ際には少し注意がいります。

部署、もしくは担当を置く。

大々的に設備を導入し扱われているところでは、それらの設備を維持管理するような専任の保全部隊が置かれていて、その部署が設備のメンテナンスを行うというところもあります。 

その部署がどこまでのことをやるのか? と言われると、実作業を含めて全般的に作業を行う場合と、メンテナンス箇所のチェックだけして、あとは常駐や外注の業者に任せるというスタンスの場合の2通りくらいに別れると思います。

以前の職場では、技術職としての機械設備を見る部署と、そこからの指示で実務を行う保全チームと、メーカーからの常駐とという感じで機械設備をみていました。 

技術職の部署では、新しい機械・設備を導入する際の仕様のとりまとめや、設置場所の検討、運用方法の確立、また、メーカーとの取り纏めがメインのワークで、保全の部署は、工場内の実務的な保全業務を担当していました。

24時間稼働の半導体工場だったので、設備の停止は死活問題になってくるので、それなりの体制をとっていたというわけです。 

また、それに関連して言えば、ボクはシステムの部署にいたのですけれど、情報システムとして機械のデータを抽出し、機械設備に対してのアラーム履歴の蓄積を行って、保全に役立てるということもやってました。

話を戻して…

小規模なところでは、保全専任、もしくは機械を見れる担当の方を置いておくのがベターです。 手先の器用な方とか、機械に興味・関心がある方とかを担当に任命するとスムーズだと思います。

機械担当を置くメリット。

では、なぜ、そういった部署や担当が必要か? というと、真っ先には、もしもの時にメーカーや業者との話しが早いからです。 

作業スタッフが話をするのもアリと言えば、ありなのですが、概ね、作業スタッフは作業に没頭していて、機械の詳しいことまでの理解と言われると難しいのかなと思います。 また、パートなどで従事されている場合も多いので、機械・設備に対しての責任というと、やはり、社員を置くのがベターですよね。

部署や保全担当を置くのが難しいのであれば、最低限窓口に成り得る人をアサインしていくのがベストです。

大事なこと。

また、上記に関連して、ひとつ頭に置いておいて頂きたいのは、

機械は誰のもの? 

ということです。 購入して、設置された時点で、その機械・設備は当然、〝その事業所の持ち物〟になります。 それを製作したメーカーのものではありません。 とするなら、〝自分(たち)の持ち物〟としての機械・設備を如何にうまく活用していくか? ということを自分たちなりに考えていくことが重要です。

機械・設備について言えば、それがメーカーの標準的なものであれ、特別にしつらえたものであれ、据え置かれたその時点までは、メーカー側の色が濃くでているのは否めないです。 つまり、自分たちなりの使い勝手や、自分たちの〝色〟に染めていくことで、〝自分らのノウハウ〟が詰まった自分たちなりの機械・設備になっていくのです。

わかりやすい例で言えば、代表的なのがクルマです。 

新車を買って、納車のときには、まだメーカーの言いなり。 でも、乗っていくにつれて、スマホスタンドを入れて見たり、レーダーを入れて見たり、時には、サスペンションやタイヤなどの足回りを変えて見たり。 自分のクセとか自分の使い勝手で手を加えていくはずです。 

作業現場からみても、自分たちのの使い勝手のいい方向へもっていくというのが自然な流れでもあります。 とすれば、メーカー任せではなく、自分たちの視点で機械・設備を見て、使っていくということこそが大事なことなのです。 

ちょっとした工作機械もあれば便利。

機械の据え付けをしにいって、すごいな! って思ったところは、工作室があって、一通りの加工機械が置いてあるところです。 汎用のフライス盤、旋盤、ボール盤がおいてあり、溶接機もありました。 

大阪では、東大阪など町工場が身近にあって、最悪、何かあっても、そこに駆け込めば何とか対応してもらえる・・という環境なのですけど、地方に行くと近所にそういったところがない場合が多いみたいで、いざという時に対応できるような体制を自前で持たれているようです。

うちのような機械メーカー側の立場からすれば、その体制は実にありがたいことでもあります。 納めた際に何かあっても、加工できる体制があれば、なんとかリカバリーできるという安心感があります。 

こと、現地に設置した際に、例えば、ガイドが長いとか、打ち合わせと寸法が異なるとか、実際に製品資材を投入してみて、具合がまずいなどといったハード的な問題がある場合、現地で対応できるというのはすごく有難いです。

また、機械類があれば、ちょっとした改造とか、ちょっとした改善も行うことができます。 

〝取り付け位置を変えたら使い勝手があがる〟とか、〝この位置にこれをつければ改善できる〟とか。 工作機械があれば、メーカー・業者を呼ぶまでもなく、すぐに改善・改良ができるというメリットもあります。

まとめ。

結局のところ、機械・設備とは言えども〝道具〟。

どんなにいい道具を購入し、持っていたとしても、〝自分なりに〟使いこなせていないと意味がないのです。 …意味がないとは言い過ぎかもしれませんが、折角なのにもったいないです。 

機械・設備は生産財。 だからこその、設備〝投資〟です。 うまく使いこなしていくことで、利益を生んでくれます。 だからこそ、

うまく扱って(運用して)いくにはどうすればいいのか? 

を考えながら、普段から使っていくことが肝要です。


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