経営者(社長)という立ち位置。
お疲れ様です。
_ところで、経営者の皆さん、経営者というお仕事ってどうですか?
経営者って、色んな悩み事があるとおもうのですが、ご自身の悩み事への処理はどうされていますか?
きちんと処理できてますか?

ボクもいちお、2代目という社長の端くれなのですが、やっぱ、それなりに悩みは抱えてます。 仕事上での悩みとか、得意先に対することとか、会社のこととか… まっさきには、売上げの悩みが大きいのですけど。w
ボクの場合は、今現在はスタッフがいないので、スタッフに関する悩みはないのですけど、逆に、スタッフがいないということに対する将来への不安とかという悩みはあります。 (以前には、スタッフがいたこともあったのですけど… もろもろありまして。(^_^;) )
抱えてないで! 悩みの処理は大事。
会社には色んな業種・業態があって、色んな規模があって、色んな組織体制があって、その中で色んな人が働いています。
それを束ねる経営者という社長の立場。 よく、経営者は孤独な存在だって言われますよね。 悩み事の種類によっては、うかつに周りにはしゃべれない… とか。
人は、〝聴いてほしい〟生き物。
どんな職種であれ、業態・業種であれ、規模であれ、自分が抱えた悩み事を誰かに聞いてもらいたい… っていう時はあるのだと思います。 だけど、2代目、3代目の立場で、先代との関係性が不味い場合にはそもそも話しができないでしょうし、自身のパートナーに話しをする場合でも同様、そこの関係がどうなのか? というのもありますよね。
配偶者が自分の会社にノータッチとか、興味がないとか、そもそもパートナーと不仲…(汗) という場合には、相談のしようがないのかもしれません。
また、個人で立ち上げた会社の場合も同様ですよね。 特に、個人でやってる場合などでは、そもそも話し相手がいないという状況であるのかも…。
などということを考えると、誰かに悩み事の話をするいう状況が難しいという経営者がほとんどなのではないでしょうか?

ちなみに、ボクの場合どうしてるか?
と言えば、時に家内に相談したり、時に一緒に仕事してる先代でもある親父に話してみたりとかということをしています。 仮に、そこで明確な返答がなかったとしても、『話しをする』ことで頭の中が整理できたり、会話の中でアイデアが浮かんできたりとか… ということがあるので、誰かに話しをすることは大事だなって思ってます。
聴いてほしい。 でも…
悩み事や相談したいことがある。 誰かに話しをして聴いてもらいたい…。

でも__
余計なアドバイスはいらんねん!
などという心情(ホンネ)をお持ちな方がほとんどなのかも… なんてことを思ったりします。 悩み事や相談を持ちかける相手によっては__
聴かれた側からすれば、話してくれたその悩みに対して、精一杯の返答をしようとします。 例えば、それに対する自分の考えとかアイデアとか意見とか、解決策を考えて、相手に『与え』ようとしてしまう。
_この時。
与えてくれたことが、自分の意に沿わないこともあります。 自分が求めていることが、その意見じゃないことだってあります。 なので、意見は受けとめるけど、受け入れがたい状況を生んでしまうこともありますよね。
そんな状況で、ある人によっては 『せっかく、自分の解決策を話してあげたのに!』 と、気分を害してしまう方もおられるようです。 ちなみに、ボクが母親に相談話をするときなど、たまにこの状態に陥ったりします。
こんな感じ。

なんや! アドバイスしたったのに
私の言う通りにせ~へんのはなんでや!
もう、勝手にしぃー! 気分悪いわ!!
なんていう状況がそれです。 で、ボク自身の中では、
いやいや、いやいや…
おれは、おかんのアドバイスなんて求めてないし~
単に聞いてほしいだけやったのに。
なんで、そんな風に言われなあかんねん。 こっちの方が気分悪いで、まったく。
あ~、聞いた相手が悪かった…
なんてことになるわけです。(汗)
ボク自身の場合で考えてみると、相談をした相手の意見ってそれほど求めてなかったりします。
アドバイスは余計なんですよね。 『話しを聞いてもらうこと=自分のモヤモヤを吐き出す』ということで、それによって、頭(思考)の整理につながる、つなげたいという気持ちが奥底にあります。
なので、どちらかと言えば『自分の納得』がほしい… という感じです。 あ、これはボクの場合なんですけどね。 皆さんの場合は、如何でしょうか?
そもそも、〝キク〟とは?
実のところを言えば、悩みを話す側に対する〝キク側〟には、それなりの『心持ち』が必要なのです。 〝心持ち〟とは、平たく言えば、『スキル』です。


で、あなたが、誰かの話しを『キク』時って、どんな感じですか? きちんと相手に向き合って、あいづちをうったりとかして、聞いていますか?
これは男性に多いらしいのですけど、何のリアクションもせずに聞いてる… という場合がほとんどではないでしょうか? 話しをしている方からすれば、一生懸命話しているにもかかわらず、相手は無反応でリアクションもないのでただ一方通行で… なんだか、話すのが億劫うになってしまう。 挙句、聞いてくれないのなら、『もういいや!』って、ホントに話したいことも言えなくなってしまう。
もしくは、相手の話しに対して、自分の考え方を載せながら聞いているとかもありますよね。 自分の考えを載せるとは、感情をつけるというイメージです。
口(声)に出さなくとも、上げ足とかツッコミを入れながら聞いてるとか、話されている話しに対して、自分の意見をどこでどんな風に被せようって思いながらきいてるとか。 あと、これは大阪人特有なのかもしれませんが『話しのオチを探す』とか。
こういう時って、相手の話しを『真剣に』聞けてる状況じゃないですよね。
相手の話しに対しての〝自分の考え〟を考えていくのに必死になって、例えば、反論とか、否定とかの意見を思いながら聞いていて、結局、相手の話しを半分も聴けてなかったりとかって、ないですか?
相手からすれば、この人、〝本当に聞いてくれてるのかな?〟 なんて、不安になって、話しをすることを止めてしまったり、最悪は、心を閉ざしてしまったりもあります。
まぁ、日常会話な場合なら、そんなにまでにはならない… のかもしれません。 でも、明らかに相手が悩み事をもっている感じで、それっぽい話の流れになっているのだとすれば、ちょっとした『スキル』が必要なのです。
スキルは言い換えると、知識ということでもあります。 それによって、相手からの信用が変ってきます。
ちなみに、ボクの失敗。
実のところ、以前のボクは〝聞けてなかった〟んです。 いや、自分では聞いてるつもりだったのけど、周りからみれば、そうではなかったという…
実は、前職時代に他部署の上司から、



お前は全然人の話を聞いてないやろ!
なんていう指摘を受けたことがあります。 その時は『聞いてますよ!』って反論したんです。 で、言われた状況っていうのが会社のイベントで参加した旅行先での夜の懇親会のときでした。 わいわい楽しく飲んでいる席で、カラミ酒的な感じになって… 且つ、もともと苦手な上司だったのと、そういう状況も手伝って、『何言うとんねん、このおっさん! いらんは!』みたいな感情が湧いてました。
『聞いてないやろ!』については、結婚して家内からも言われたことがあります。 子どもらがしゃべっている時のことに対して、



もっと、話しを聴いたって!
あんたは、全然聴いてない!
って。 それでも、『オレは聞いてるのに、なんでそんな風に言われなあかんねん。』 って思ってました。
でも、時を経て、心理学を学んで、あの時言われた言葉に、『!っ』となったんですよね… 。 聞けてなかった… と。
〝聞けてない。〟 振り返って思うと、周りから見れば、そう捉えられても仕方がない態度だったのは否めないです。
相談相手は重要。
スキル… なんていう言葉を使うと、テクニックで聞かれてしまうのか? なんてことを思われてしまうかもしれないですよね。 でも、まぁ、普通の日常的な会話や雑談めいた話をする分には、そこまで注意することはないと思いますけど、少しデリケートな話しの類の場合には、聴く側にはそれなりの姿勢が大切だってことです。
ポイントは、どれだけ相手の考え方が自分と異なっていたとしても、『そんな考えもあるんだなぁ』『そんな風に考えてるんだね』と受け止める… という姿勢です。 あと、適度に相槌をうつ。 これも重要ですよね。 要は、如何に気持ちよく話しをすることができるか? ということが大事なんです。
悔やんでること。
ボクには、少し残念というか、悔やんでいることがあります。 それは__
経営者仲間の一人が自死してしまったという出来事があるんです。
彼とは、とある経営者グループの勉強会で知り合いました。 その後、ちょくちょく飲みに行ったり、バーベキューしたりという遊び仲間でもあり、時に会社のことや経営のことについて語り合うような友人でした。
ある日、同じ仲間の別の一人から 『彼が亡くなった…』 という連絡を受けたのでした。
実は、その数か月前に亡くなった彼の言い出しで、皆で飲みに行く約束をしていて、でも当日付近になって、彼から風邪を引いたからリスケしようということになって、それっきりになっていたんです。 そんな中での突然の訃報に、『え! うそやろ!!』 となって…
第一報を受けた友人に彼が自死した理由を聞くと、経営のことでうまくいかずに、自ら… ということでした。 のち、彼の会社は倒産という形になったそうです。
じゃぁ、なぜ、自死という道を選んでしまったのか? もっといい方法があったはずじゃないのか?
彼の中の心情は、当然今となってはわからないです。 けど、もっと早くリスケして飲みに行って悩み事のひとつでも話しを聴けばよかった。 話しを聴くことで何かしらの緩和にはなれたはずなのに… せっかく、心理学を学んできたのに、力になれなかった…
ということを悔やんでます。 逝ってしまったので、もうなんともならないですけど。
悩みをきくことで、新たな道ができるのであれば、それに越したことはないです。 だからこそ、たとえ、微力なこのボクであったとしても『聴くこと』で最悪のケースが回避できるのであれば、この上ないことだと思っています。
ボクにできること…
まず、第一にあなたにとっての『安全地帯』でありたいと願ってます。 利害関係なしに、ココロをオープンにできる環境を提供することがボクにできることです。


うかつに話すと、スタッフからは会社がやばそうに思われてしまったり、同業者からはライバルであるがゆえに変に捉えられたり。 『利害』という事がらが絡んでしまうことは否めないでしょうから、話す相手の選択は難しいですよね。
しかし、悩み事や相談事がうっ積してくると、ご自身の感情や身体にとっても悪影響が生じますし、一緒に働いてくれている会社スタッフに対してもマイナスでしょうし、パートナーや家族にとっても良くないこと _ですよね?
心の問題の多くは、安心して自分の本音や本心を語れる場所がないところに起因しているんじゃないか?
こと、職場環境の悪化の要因の一つが、経営者のうっ積した悩み事へのはけ口のなさが原因になっているのではないか? とボクは思っています。
悩み事や相談事を〝安心・安全〟に吐きだせることこそ、健全な職場環境を維持していくベースなのだと思います。
『聴き屋。』 やってます。
自分の悩み事や相談事、本心を 『安心安全』 に聴いてもらえる環境があるって素晴らしいと思いませんか? 経営者って、そういう環境を見つけるのが難しい立場でもあると思います。
聴き屋。
ココロとカラダは、実は密接に繋がってます。
だから、イライラやモヤモヤしたココロをそのままにしておくってことはカラダにとってもよくないし、むろん、そのままにしておくと色んな変調や弊害がでてきてしまうんです。 こと、経営者って会社のリーダーであり、鏡でもありますよね。
ご自身の〝悩み事〟というストレスの所為で、社内でイライラ・カリカリとした態度になってしまっていたとしたら? また、スタッフの立場でみたとき、社長の態度や顔色を伺いながら仕事をするという環境になってしまっているとしたら?
どうでしょうか?
それって、楽しい職場と言えるでしょうか? その環境で仕事の質や生産性があがるでしょうか?
悩み事をうっ積させてしまうと、何気ない些細なふとした瞬間に・・・


となってしまう可能性は否定できません。
BOMB! となるその瞬間って、会社にいる間のスタッフや部下に対してかもしれないし、家に帰ってからの家族に対してかもしれない。 もしかすると、全く関係のない場所や人に対してなのかもしれないし、自分自身に対してかもしれないです。
こと、経営者とは会社の責任者でもあります。
そんな風になってしまうと、当然、会社スタッフや家族からは信用されなくなるでしょうし、会社以外や自分自身に対して〝BOMB!〟が起こったとするなら最悪は、会社の存続自体が危うくなってしまいます。
だからこそ、そんな風になってしまう前の処置が大切なんです。
溜め込んだ悩み事で心が疲弊し、折れてしまうその前に、〝安心・安全の場〟で、ご自身の胸の内を吐き出してみませんか? スッキリできるはずです!
『聴き屋。』のセッション。
何ごとも溜め込んでしまうと、よくありませんよね? セッションを通じて、ご自身が抱えている悩みを吐き出し、少しでもココロが楽になっていただければと思っています。
では、どんな人に向いてるか? というと、
1.会社でのパートナーとの関係に悩んでいる。
2.部下、スタッフへの人間関係で悩んでいる。
3.家庭での子育てのことでモヤモヤしてることがある。
4.今後の経営として、やりたいことを明確にしたい。
5.自分の内面をより見つめてみたい。 …etc.
もちろん、経営以外の悩みでも全然かまいません。 ちなみに、セッションを受けられた後の声はこんな感じです。
でも…
ボクが答えを与えたり、教えるわけではありません。 ボクとの対話(セッション)の中で、ご自身の内側が整理できると言う感じです。
悩みことへの
【答えは常にあなたの中に眠っている。】
ボクはただ、それを導くだけです。 何か少しでもビビッとこられたら… ご連絡をお待ちしてます!
ただ、ひとつだけ注意して頂きたいことがあります。
反社会組織の方、双極性や鬱など既に精神疾患等の病いを持っておられる方への対応は、申し訳ないですがお受けいたしかねます。 お金の工面もできません。
カタルシス効果で悩み事がスッキリ! 『社長の話し相手』セッション。
アクセスが少し悪いのですが、セッション場所はうちの工場になります。 もれなく、ボクが淹れたコーヒーと工場内の見学がついてきます。 工場見学っていっても、大したもんはありませんが、機械製作中だったらラッキーかも。(*゚ー゚)v
恐らく、一般的な場所とは少し違っている環境ですので、非日常的な雰囲気を味わえるかもしれません。w ※ 場所の詳細については、お申し込み時にお伝えします。 なお、工場にはジムが併設してありまして、サンドバックが置いてあります。 なので、希望の方にはサンドバッグを叩き放題っていう特典もあります!


心理学用語で『情動発散』というのがあります。 情動発散はストレスを緩和するひとつの方法でもあり、サンドバッグを叩くことで効果はより高いです。
9回のイメージは、毎日9日間ではなく、月1回のペースでセッションを行うイメージです。 むろん、要望があれば、2週間に1回などというプランへの対応もできます。
なお、カフェや、あなたの場所にお邪魔しての対応も可能です。 が、カフェの場合では、ドリンク代は実費にてお願いしますね。 また、あなたの場所にお邪魔する場合、申し訳ないですが交通費等の負担をお願いします。 詳しくは、お問合せ時に連絡さしあげます。
※〝カタルシス効果〟を少し解説します。
カタルシス効果とは?
普段の生活で知らず知らず抱え込んでしまってるイライラや、モヤモヤ。 誰かに話して、聴いてもらえるとスッキリできるはずなのに… でも、損得や利害に関係なく自分のココロの内情を聴いてくれる人や打ち明ける人がいない… 誰に話したらいいのかわからない…
そんなことってないですか? そんな時には、カタルシス効果が一番適してます。 カタルシス効果とは、
心の内にあるさまざまな不安やイライラ、苦悩や怒り等の感情を言葉にして表現すると、その苦痛が解消され、安堵感や安定感を得ることができます。これを精神分析の用語ではカタルシス効果と呼び、「心の浄化作用」とも表現されます。
Wiki カタルシス効果。
ということです。 簡単に言えば、内側に溜まってる感情を吐き出すという感じです。
スキッと感情を整えて、それが職場環境に役立てるとうれしいです。