大青鉄工は、ブリスター包装機や省力化・自動化装置をつくる、機械屋です。 でも、それだけではありません。
「聴き屋」という活動も、実はやっています。
こんにちは。
生産現場での「手間」と「モヤモヤ」を減らす人、けたろーです。
大阪・柏原(かしわら)市で、機械づくりと社長や現場の話を聴くことの両方で、生産現場をちょっとラクな環境にしていくサポートをしてます。 でも、本当につくっていきたいのは、余白(ゆとり)のある現場… だったりします。
さて…
大青鉄工は、機械屋です。でも、実は「聴き屋」でもあります。
機械屋は、見方を変えれば「機器屋」とも言えます。
そこから、機器を「聴き」になぞらえて、聴き屋、という名前をつけました。 ちょっとしたダジャレなのですけど、これが今の「社長の話し相手」というサービスの原点になっています。
経営のことは、社内でも、家族でも、意外と話しにくいという声を、これまで色んな場面で耳にしてきました。
誰かに答えを求めているわけではなく、ただ、話を聞いてもらえる場所が欲しい、という感覚に近いのかもしれません。
今回は、その「聴き屋」を始めた経緯と、なぜ社長という立場の方に絞ることにしたのか、という話を書いてみます。
なぜ「聴き屋」を始めたのか
機械の前に、まず話を聴くことの大切さに気づいた経緯は、以前の記事にも書いています。
きっかけは、心理学を学び始めたことでした。
学んでいくうちに、「もっとよく聴ける環境をつくれないか」と考えるようになったんです。 アドバイスをするのではなく、ただ聴くこと自体に価値がある…。 そう思うようになりました。
最初は、グループワークという形で始めて、そこから、一人ひとりに向き合う個人向けの形も試すようになりました。 社長という立場の方に限らず、いろんな方とお話をさせてもらった時期もあります。

グループワークの形式は、時短設計®研究所のサイトで「しつもん経営会議」という名前で紹介している、複数人で対話をする場です。
対象を「社長」に絞った理由
いろんな方と話をする中で、最終的に「社長の話し相手」として、対象を社長という立場の方に絞ることにしました。
理由は、いくつかあります。
一つは、単純にお金の話です。 対価をいただいて続けていく以上、事業として成立する形にする必要がありました。 もう一つは、社長という立場の方の方が、悩みごとの輪郭がはっきりしていることが多い、という印象があったことです。
個人を対象にするよりも、経営、組織、後継、人間関係——話す内容は人それぞれですが、「何かが引っかかっている」という感覚を、比較的言葉にしやすい方が多いように感じました。
契約という面でも、個人相手より社長相手の方が、スマートに進めやすいという事情もありました。
そんな経緯があって、今の「社長の話し相手」という形に落ち着いています。
答えを出すのではなく、一緒に考える

「聴き屋」という名前からもわかる通り、このサービスでやっていることは、アドバイスをすることではありません。
誰かに話すことで、頭の中を一度、外に出して、考えや気持ちを整理してほしい。 そんな段階で使ってもらえたらと思っています。 ひとりで悶々と考えるより、むしろ、誰かに吐き出すことで、見えてくることがあります。
もやもやしてる状態で、まとまっていない話でも大丈夫です。 うまく言葉にできなくても、それも含めて聴かせてください。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
機械の前に。
いまの条件の中で、いま考えられる最善は何か? 設備を入れるかどうかも、そのあとでいい。
ボクは、社長の話し相手として最善で、最適な解(こたえ)を一緒に探す立場でいます。
いきなり機械の相談じゃなくて大丈夫です。
まずは、整理からしてみませんか?
